中村汀女のお墓(9月20日が命日)
2024/09/20
中村汀女のお墓(9月20日が命日)
中村 汀女(なかむら ていじょ、1900年(明治33年)4月11日 -
1988年(昭和63年)9月20日)は、日本の俳人。
本名、破魔子(はまこ)。星野立子・橋本多佳子・三橋鷹女とともに4Tと呼ばれた、
昭和を代表する女流俳人。
高浜虚子に師事。「ホトトギス婦人句会」で活躍。俳誌「風花」を創刊、主宰。
女流俳人の第一人者として、ラジオ、テレビなどを通し、
俳句を家庭婦人層へ普及させました。
句集に『春雪』(1940年)、『紅白梅』(1968年)など。
1920年(大正9年)に熊本市出身の大蔵官僚(税務)の中村重喜と結婚。
以後、夫の転勤とともに東京、横浜、仙台、名古屋など国内各地を転々とし、
後に東京に定住しました。なお、息子は尾崎士郎の娘一枝と結婚しています。
長女・小川濤美子、孫・小川晴子は俳人。1934年(昭和9年)ホトトギス同人となり、
最初の句集『春う雪』を発表。戦後の1947年(昭和22年)には
俳誌『風花』(かざはな)を創刊・主宰しました。
1980年文化功労者、1984年(昭和59年)日本芸術院賞受賞。熊本市名誉市民。
1988年(昭和63年)に名誉都民となるが、顕彰式を前にした9月20日、
東京女子医大病院で心不全のため死去。享年88。
戒名は淳風院釋尼汀華。墓は築地本願寺和田堀廟所(東京都杉並区)にあります。
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