瀧廉太郎のお墓（6月29日が命日）

瀧廉太郎のお墓（6月29日が命日）

瀧 廉太郎（たき れんたろう、1879年（明治12年）8月24日 - 1903年（明治36年）6月29日）は、
日本の音楽家・ピアニスト・作曲家。
明治期における西洋音楽黎明期の代表的な音楽家の一人で、
歌唱共通教材として「荒城の月」が知られている。戸籍名では旧字体の「瀧」を用いますが、
現代の教科書などでは新字体の「滝」でも表記されます。

廉太郎は諸手続きを済ませ、1902年（明治35年）7月10日にドイツを発ち、
ロンドンを経由して同年10月17日に横浜に到着しました。
帰国直後は東京の従兄である大吉の自宅で療養し、大吉が40歳の若さで逝去すると
父・吉弘の故郷である大分県で療養しましたが、1903年（明治36年）6月29日17時に
大分県大分市稲荷町339番地（現：大分市府内町）の自宅にて死去しました。満23歳没（享年25）。
結核に感染していたことから、多くの作品は死後に焼却処分されたといいます。
一部の資料などでは廉太郎の作曲数については多かったとされているが、
2022年現在においてその存在が確認されているものは

34曲と決して多くありません（編曲作品もいくらか現存します）。
瀧家の墓所は日出町の龍泉寺ですが、廉太郎は父と親交のあった大分市金池町の万寿寺に葬られました。
戒名は直心正廉居士。但し彼個人は聖公会の教会に属したキリスト教徒でした。
2011年（平成23年）3月、廉太郎の墓は、親族らの意向により万寿寺から
先祖の眠る龍泉寺へと移設されました。
龍泉寺には、廉太郎がドイツ留学時に愛用していた火鉢が残されています。