壷井栄のお墓(6月23日が命日)
2024/06/23
壷井栄のお墓(6月23日が命日)
壺井 栄(つぼい さかえ、旧姓:岩井、女性、1899年〈明治32年〉8月5日 - 1967年〈昭和42年〉6月23日)は、
日本の小説家・詩人。主に一般向小説および児童文学(童話)を主領域に活躍した作家で、
戦後反戦文学の名作として後に映画化された『二十四の瞳』の作者として知られます。夫は詩人の壺井繁治。
香川県小豆郡坂手村(現在の小豆島町)出身。
1938年、雑誌『文藝』に本名名義で『大根の葉』を一般文芸作として発表しました。
一般には、これ(初の本名名義および意図的な作家活動による作品発表)をもって
デビュー作とみなされます。のち数多くの作品を執筆するようになる。芸術選奨文部大臣賞を始め、
新潮文芸賞・児童文学賞などを受賞。
1952年に発表された『二十四の瞳』は1954年に木下惠介監督・高峰秀子主演で映画化され、
小豆島の名を全国に知らしめます。
1961年、高齢により気管支喘息の発作を起こし、慶応義塾大学病院に入院。翌年に退院するが、
以降は発作を抑えるために軽井沢にて静養する事が多かったとされる。
以降、数度の転院による入院生活を余儀なくされる事となります。
1967年に内海町名誉町民の称号を与えられた。同年6月23日に喘息発作のため、
自宅近所の熊谷病院にて死去。享年67。
1972年、壺井の文学を顕彰するとともに、郷土の児童・生徒の文学資質の向上と
発展を図るために壺井栄賞が創設されました。
東京・東村山市の小平霊園にお墓があります。
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