長谷川町子のお墓（5月27日が命日）

長谷川町子のお墓（5月27日が命日）

長谷川 町子（はせがわ まちこ、1920年（大正9年）1月30日 - 1992年（平成4年）5月27日）は、
日本の女性漫画家。日本初の女性プロ漫画家。
代表作に『サザエさん』・『いじわるばあさん』・『エプロンおばさん』など。

1990年（平成2年）4月、勲四等宝冠章を受章。1991年（平成3年）には日本漫画家協会賞文部大臣賞を受賞。

1992年（平成4年）5月27日、死去。享年73（満72歳没）。当時の報道では
「自宅の高窓を閉めようとして机から落ち全身を打撲、打撲の痛みで体調を崩し、通院治療を受けていた。
徐々にろれつが回らなくなり、食欲がなくなるなど衰弱した末、死去の前日にはほとんど食事をとらず、
翌朝までに息を引き取っていた」といいます。
『長谷川町子思い出記念館』の年表によれば死因は冠動脈硬化症による心不全。

また、長谷川洋子の自伝『サザエさんの東京物語』によれば死の一週間前に脳血腫の診断を受けており、
往診医に大病院での入院手術を指示されるも「町子自身が治療を拒否したので、本人の意志を尊重した」と
姉・毬子がマスメディア上で述べています。
遺言により葬儀は肉親のみの密葬で済ませ、訃報は1か月間公表されませんでした。
告別式は行われず、弔問・供花なども毬子は固辞します。
火葬も遺体を棺桶に入れず、毛布に包み、霊柩車でなく、乗用車で運んだそうです。

東京の多摩霊園に長谷川町子は眠ります。