菊池俊輔のお墓(4月24日が命日)
2024/04/24
菊池俊輔のお墓(4月24日が命日)
菊池 俊輔(きくち しゅんすけ、1931年11月1日- 2021年4月24日)は、日本の作曲家、編曲家。
青森県弘前市出身。日本大学藝術学部音楽学科卒業。
1961年に映画『八人目の敵』で映画音楽家としてのデビューを果たした後、
1963年にはテレビドラマ『野菊の墓』で初のテレビ劇伴を担当しました。
それ以来、テレビ番組や映画の劇伴・主題歌を手掛けました。
東映刑事ドラマの『キイハンター』『Gメン'75』、アニメの『ドラえもん』『Dr.スランプ アラレちゃん』
「ドラゴンボールシリーズ」、特撮の「仮面ライダーシリーズ」、時代劇の『暴れん坊将軍』など、
多くの担当番組がシリーズ化され、「菊池俊輔が音楽を担当すれば、番組もヒットする」と言われることも。
明快なブルース・ペンタトニックを基本とする16ビートの音楽が特徴で、
ファンには「菊池節」として親しまれている。『ゲッターロボ』、『鉄人タイガーセブン』、
『アイアンキング』の主題歌など、畳み掛けるようなブラスと勇ましいドラムスが印象的。
菊池のメロディは最高音で終わらず、下がって終わることが多い。
『仮面ライダー』や『暴れん坊将軍』などアップテンポの作品が大半を占める中、
12/8を基本とする『ドラえもん』のテーマ音楽やスローテンポが多く
ほのぼのとした劇中BGMはむしろ例外に属するが、番組が長く親しまれるにしたがって
最もよく知られたメロディとなりました。
勇ましくアップテンポな楽曲ばかりでなく、「みなし児のバラード」(『タイガーマスク』のED)、
「ロンリー仮面ライダー」(『仮面ライダー』のED)、「たたかいのバラード」(『大空魔竜ガイキング』の挿入歌)など、
バラードも得意。また、『新造人間キャシャーン』のように、
主題歌は典型的な「菊池節」を踏襲していながらも、BGMはストーリー展開に合った
悲劇的なものを多用するという使い分けも行う。
多くの楽曲で歌唱を担当した水木一郎は、菊池の作風について
「雪国出身者ならではの日本の匂い・哀愁的なニュアンスを持っている」と評している。
仮面ライダーシリーズにおける楽曲のほぼ全ては菊池の意向により詞先で制作されました。
2000年代に入ってからは2005年にリメイク版『赤い疑惑』の音楽を担当したほか、
「スーパー戦隊シリーズ」の一部の挿入歌の作曲を手掛けました。
2017年に病気療養のため作曲活動を休止し、2021年4月24日、誤嚥性肺炎により東京都内の療養施設で死去。
89歳没。青森県弘前市の誓願寺にお墓があります。
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