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久世 光彦のお墓(3月2日が命日)

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久世 光彦のお墓(3月2日が命日)

久世 光彦のお墓(3月2日が命日)

2024/03/02

久世 光彦のお墓(3月2日が命日)

 

久世 光彦(くぜ てるひこ、1935年4月19日 - 2006年3月2日)は、
日本の演出家、小説家、実業家、テレビプロデューサー。
テレビ制作会社「株式会社カノックス」創業者。
テレビドラマ、小説ともに受賞多数。
歌謡曲作詞や脚本家としてのペンネームに市川 睦月(いちかわ むつき)、
小谷 夏(こたに なつ)、林 紫乃(はやし しの)など。
兄は元参院議員・金融再生委員長を務めた久世公堯。

 

東京大学文学部美学美術史学科卒業後、
ラジオ東京(現・TBSHD)入社。
TBSの二期上に、鴨下信一・柳井満らがいます。
演出家、プロデューサーとして『寺内貫太郎一家』、
『時間ですよ』などテレビ史に残る数多くのテレビドラマを製作しました。
1979年、不倫スキャンダルが公となり、TBSを退社に追い込まれます。
同年、東映『夢一族 ザ・らいばる』を監督して芸能界復帰。
1980年に制作会社「カノックス」を設立。
1987年に出版された処女作『昭和幻燈館』を皮切りに、
作家活動を本格的に開始。小説・評論・エッセイなど幅広く執筆活動を行いました。

 

50歳を過ぎてのスタートにもかかわらずその活躍はめざましく、
独自の耽美的な作風を確立して多くの文学賞を受賞。
他にドラマ制作現場で文字通りの「戦友」だった
向田邦子を巡るエッセイが人気を博しました。
2006年3月2日午前7時32分、虚血性心不全のため都内の自宅で死去。70歳没。
生前はどんな病気でも入院することを嫌っていました。
軽い糖尿病を患っていたほか、
数年前には副交感神経関係の手術を受け、脳梗塞からの回復の途上でもあったが、
死の直前まで仕事を抱えており、多くの関係者を驚かせた急死でした。

 

2006年3月6日自宅にて通夜、
翌3月7日、東京都文京区護国寺桂昌殿にて告別式が営まれます。
弔辞は、小林亜星と作家の伊集院静の二人が読みました。

墓所は大田区セントメモリアル西嶺浄苑にあります。
 

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