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聖バレンティヌスのお墓(2月14日が命日)

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聖バレンティヌスのお墓(2月14日が命日)

聖バレンティヌスのお墓(2月14日が命日)

2024/02/14

聖バレンティヌスのお墓(2月14日が命日)

 

2月14日のバレンタインデーには、
世界の何百万人もの恋人たちがディナーを楽しみ、
チョコレートや愛を綴ったカードを贈り合います。
しかし、一見ロマンチックなバレンタインデーの背景には、
謎に包まれた、やや薄気味の悪いエピソードがあります。
斬首された聖人と、ヨーロッパ各地に散らばっている
ある人物の遺骨にまつわる物語です。

カトリックの殉教者である聖バレンタイン
(バレンティヌス、ウァレンティヌスとも呼ばれる)は、
3世紀のある年の2月14日、婚礼を行ってはならないとい
うローマ帝国の規則を破ったとして首を斬られます。

 

<聖バレンティヌスの墓が複数存在>
現在、アイルランドには
聖バレンティヌスの心臓を公開しているとする教会が、
またイタリアには彼の頭骨を展示している聖堂が、
チェコには彼の肩の骨を所蔵している聖堂が、
そしてスペインには彼の遺骨を
ガラスケースに収めている教会が存在します。

加えて、聖バレンティヌスの故郷と言われるイタリアの街テルニには、
その遺骨を目当てに信者が訪れる聖バレンティーノ教会があります。
ここは、聖バレンティヌスの墓の上に
建てられたと言われる教会の中で最も古いものです。
すべて合わせると、ヨーロッパには、この有名な聖人の遺骨をもつと主張し、
これを大いに喧伝しているカトリック教会が12カ所存在することになります。

 

聖バレンティヌスの本当の遺骨がどこにあるのかははっきりしません。
統一された見解がないという現状が、
バレンティヌスを取り巻く深い謎をさらに際立たせています。
本人にまつわる物語が漠然としているせいで、
一般に広く知られる聖人であるにもかかわらず、1969年には、
その名前は一般ローマ暦(聖人の祝祭日が記された典礼暦)から抹消されています。
聖バレンティヌスの生涯については、信頼できる情報があまりに少ないのです。

 

聖バレンティヌスの伝説は、複数の聖職者たちの生涯を
いくつかミックスしたものであり、
特定の一人の物語ではないと考えられています。
歴史的な文献には3世紀に、
2月14日に亡くなったバレンティーニという名の聖職者が
3人いることが示されていますが、
その一人ひとりについてわかっていることはほとんどないと、
米南カリフォルニア大学の宗教学・歴史学教授で、
バレンティヌスに関する
世界的な権威の一人であるリサ・バイテル氏は言います。

 

これら3人のバレンティーニのうち、
1人はアフリカで命を落とします。
2人目はローマ皇帝クラウディウス・ゴティクスによって
首をはねられた司祭です。
そして3人目はイタリア中部のローマ近郊に位置するテルニの司教で、
やはり同じ皇帝によって首を落とされています。
2人のバレンティーニがどちらも斬首されたというのは考えにくいため、
おそらくはこの陰惨な事件は、もとは一つだった伝説が
分かれて伝わった可能性が高いと、バイテル氏は言います。
また、これら3人の聖人たちが
恋愛成就に関わる行動をとったという証拠も存在しません。
もともと2月14日は、聖バレンティヌスが処刑された日を
際立たせるための宗教的な祝祭だったのです。

 

<世界中の恋人たちが行う風習>
バレンタインデーは、14世紀頃から
男女の恋愛に結びつけられるようになり、日本には戦後に
アメリカから伝えられたといわれています。
今では、知らない人がいないくらい普及してきた外国の風習の一つです。

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