フォード元大統領のお墓(12月26日が命日)
2023/12/26
フォード元大統領のお墓(12月26日が命日)
ジェラルド・ルドルフ・フォード・ジュニア
(Gerald Rudolph Ford Jr.、1913年7月14日 - 2006年12月26日)は、
アメリカ合衆国の政治家。同国第38代大統領
(在任: 1974年8月9日 - 1977年1月20日)。94歳。
この他下院議員、第40代副大統領を歴任しました。共和党所属。
1973年にスピロ・アグニューが副大統領を辞任した後、
大統領の指名と上下両院の承認を得て副大統領に就任しました。これは史上初のケースです。
さらに翌1974年にはリチャード・ニクソンの大統領辞任を受けて、大統領に昇格しました。
現職として戦った1976年の大統領選挙には敗れているので、
2023年現在、大統領選挙に勝利して選出されたことのない唯一のアメリカ大統領です。
<素朴で誠実な人柄>
政治家としてのフォードは清廉潔白で、個人的にも素朴で誠実な人柄でした。
自分を評して「私はフォード(フォード・モデルT)であって、
リンカーン(フォード・モーターの高級車ブランド)ではない」とも語っています。
そうした彼の姿は、大統領としての能力はともかく、
ウォーターゲート事件で失墜したホワイトハウスへの
信頼回復には大きく役立ちました。
しかし、学生時代にフットボールに打ち込んだように
運動能力が低かったわけではないにもかかわらず、
「運動神経が悪い、不器用な大統領」として揶揄されました。
実際にフォードは、階段でつまずいたり、エアフォースワンの入り口で頭をぶつけたり、
タラップを滑り落ちるなど、ちょっとしたアクシデントが
不幸にもメディアに撮影されて話題となります。
これを『サタデー・ナイト・ライブ』のチェビー・チェイスが
「落ちたり何かを壊したりせずには一歩も進むことができない人」
としてしきりとコントで取り上げたので、
これがフォードのイメージとして定着しました。相当イジラれたのですね=
また、リンドン・B・ジョンソン第36代合衆国大統領からは、
「ヘルメットを着けずにフットボールをやり過ぎた男」
と揶揄されたこともありました。
フォード個人を知る者たちは、フォードはそれほど不器用な人間ではないとして、
こうしたステレオタイプに応酬しました。
ある意味、戦時以上に難しい国家運営を求められた時期にあって、
フォード政権の支持率は決して高くなかったものの、
フォードを下して1977年に大統領に就任したジミー・カーター、
また2006年にフォードの訃報に接したジョージ・H・W・ブッシュはいずれも、
失墜した大統領職の権威回復に尽力したフォードの功績を賞賛しています。
フォードが大統領時代に補佐官として起用したラムズフェルドとチェイニーは
少なからずフォード/キッシンジャーと対立しましたが、
ブッシュ政権において国防長官・副大統領という要職を占め、
リベラル派の定義するところの「ネオコン派」となり、イラク戦争を主導しました。
しかしフォードは対イラク開戦直後、戦争の正当性を否定すると共に
「大きな過ちを犯した」
「すばらしい部下だったが好戦的になった」
と両者を厳しく批判するコメントを発していたことが死後明らかにされました。
<自身の博物館の敷地内に眠る>
2007年1月2日(現地時間)にワシントン大聖堂で国葬が行われました。
ジョージ・W・ブッシュ大統領、ビル・クリントン前大統領、ジョージ・H・W・ブッシュ元大統領、
ジミー・カーター元大統領などが参列しました。
その後、故郷グランドラピッズのフォード大統領博物館に埋葬されました。
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