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夏目漱石のお墓(12月9日が命日)

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夏目漱石のお墓(12月9日が命日)

夏目漱石のお墓(12月9日が命日)

2023/12/09

<夏目漱石のお墓>

夏目漱石・・ご存知、明治〜大正時代にかけての作家です。代表作は「吾輩は猫である」「坊っちゃん」「三四郎」「それから」など。明治の文豪として千円紙幣の肖像にもなりました。

本日12月9日が命日です。

 

夏目漱石は、大正5年1月28日〜2月26日、リウマチの治療のために、

中村是公(なかむらよしこと=満鉄総裁時代に夏目漱石を満州に招待した漱石の親友)、

田中清治郎(満鉄理事)らと湯河原温泉にある「天野屋旅館」(平成17年に閉館、現在は町立湯河原美術館として再生)で療養を行ない、5月から『明暗』を『朝日新聞』に連載しますが、

12月9日、持病の胃潰瘍による出血で没(49歳10ヶ月)。戒名『文献院古道漱石居士』。

 

夏目漱石のお墓は東京都豊島区南池袋にある『雑司ヶ谷霊園』にあります。

小説『こころ』でここ雑司ヶ谷霊園を描いています。

 

<夏目漱石のお札>

現在、日本で発行されている千円札の表面には、
細菌学者の野口英世の肖像が描かれています。
これは平成16年から使われているものですが、
1つ前の千円札の肖像画は夏目漱石でした。
この夏目漱石の千円札は、昭和59年に発行が開始し、
平成19年に支払い停止となりました。
(「支払停止」とは、日本銀行から市中銀行へそのお札の支払いを停止することです)

 

そして、夏目漱石が描かれた1つ前の千円札の「2番」は、
漱石が生まれ、亡くなった地である新宿区に配布されました。
この「2番」の千円札は、今でも新宿区立漱石山房記念館の収蔵庫で、
大切に保管されています(常時展示しているわけではありません)。

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