かかりつけ医の必要性
2023/10/13
今日は品川区の大井警察署へ
故人様をお迎えに行きました。
ご主人が自宅で夜中に亡くなって、
発見した奥様が119番したものの、
コト切れた患者に救急隊は何もしてくれません。
「警察に連絡してください」
ということになり、警察が介入。
事件性がないか捜査します。
そしてお身体は署に移動され、
「検視」
といって、お身体を入念に調べます。
この後、東京都では『監察医』という医師を呼んで、
こう言った事例の患者(この場合は故人)の
診察をします。
そうして書かれた書類が『死亡診断書』
(この場合は『死亡検案書』)
となり、葬儀の際に大事な書類となります。
つまり、警察を呼ぶと相当の時間と
心情的なストレスがかかります。
ご家族にも一種の〝疑い〟がかけられます。
つまり「あなたが殺したのではないだろうね?」
ということです。彼らは疑うのが仕事なのです。
ここで私が言いたいのは、
ある程度お年を召した方には
ぜひ『かかりつけ医』を見つけて欲しいのです。
今回の場合も、かかりつけ医さえいれば
警察の介入はありませんでした。
場合によっては解剖されることもあります。
するとほぼ一日それで費やされます。
(ものすごいストレスです)
かかりつけ医の先生がいるのなら、
万が一の際は警察も救急隊も呼ばずに、
かかりつけ医に連絡するだけです。
死亡診断書を書いてもらい、
気持ちが落ち着いた頃に
葬儀屋を呼べば穏やかにコトが進みます。
ただこれをするには日常的に
『死』を受け入れる覚悟が必要です。
大事な方の容態が急変していたら、
どうしても慌ててしまうと思います。
なので〝日常的に〟考えておくことが重要です。
高齢のご家族がいる方はどうぞ、
かかりつけ医と出会っていて欲しいです。
点滴一本でも受けていたら立派な患者です。
申し訳ないですが、90や100歳は
いつ何があってもおかしくないです。
たとえ昨夜元気でも、
朝に急変することも珍しくありません。
かかりつけ医と出会っていてください。
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ゆぎおす
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